ぎっくり腰の治療期間

●ぎっくり腰の治療期間

ぎっくり腰の急性期は最初の2~3日で、その期間は出来るだけ横になって安静にしていた方が回復を早めることに
なります。
その後も1週間は安静を心がけて、中腰になることは極力避けるようにしましょう。
中腰の姿勢になると、ぎっくり腰が再発することがあるからです。

また、ぎっくり腰になってから最初の1週間くらいは、炎症を抑え、鎮痛のために冷湿布を貼って対処しましょう。

ぎっくり腰が完全に治るのには、大体3~4週間はかかります。
急性期の激しい痛みがなくなっても、その期間は無理をせず、関節の軟部組織の修復に必要なコンドロイチン・グルコサミン・
ビタミンCなどを十分に摂って、自然治癒力を高めた方が良いでしょう。
この3つの栄養素は、自然治癒力を高めるためにとても重要なものです。

ぎっくり腰は、必ずしも運動で回復が早まるわけではありませんが、ぎっくり腰の痛みをかばうために長い間横になった
状態を続けていると、体を支えるための必要な筋肉が弱くなってしまいます。
そして、体を動かさないことによって、血流も悪くなってしまいます。

さらに、骨の強さを保つには適度な運動による振動が必要になるため、この振動が絶たれた状態では、骨が弱くなって
しまう可能性もあります。

ですので、ぎっくり腰の急性期が過ぎて痛みが軽減されたら、少しずつ、無理のない範囲で動くことは必要になります。

痛みが和らいで、回復傾向になっても「また痛くなるのでは?」「寝ていた方が安心なのでは?」と思って寝込んでいる
人もいるようです。
しかし、急性期が過ぎて痛みが軽減されてきたら、少しは体を動かした方が症状が和らいでくることもあります。
痛みの出ない範囲内で、無理のない日常生活を始めることで、腰の状態が良くなる場合もあります。

この時に、布製の柔らかいコルセットなどを利用して腰を固定すると、腰の負担が軽くなって動きやすくなります。

治療期間が短くて済むか、長びくかは、早期の治療方法で変わって来ます。
腰痛が慢性化してしまわないように、早めに医療機関で適切な治療を受けると良いでしょう。