ぎっくり腰の再発防止のために

●ぎっくり腰の再発防止のために

ぎっくり腰は、急性期は安静が強調されます。
安静にすることで腰の炎症も治まり、痛みも和らいできます。

しかし、安静にしてばかりいると、腰を支えるための筋力も落ちてしまい、痛い腰をかばうために変な姿勢になって
しまったりで腰を大切にし過ぎてぎっくり腰の再発につながってしまう恐れもあります。

ぎっくり腰になった時には、激しい痛みや過度の負担がない程度に、例えばベッドの上で簡単に出来る腰痛ストレッチを
行うことが再発防止の一つの方法になります。

この腰痛ストレッチは腰回りの筋力を鍛えるだけでなく、腰痛を和らげ、また、予防することもできます。
腰の弱い方にはお勧めです。

まずベッドや布団に横になり、ひざを揃えて曲げ、そのまま右にゆっくり倒します。
痛みを感じる場合には、無理に曲げるのではなく、ゆっくり、出来る範囲でひざが離れないように倒します。
そのままの状態で10数えます。
そして、今度は反対側に同じように倒し、その状態で10数えて元に戻します。

これを2~5回くらい、無理なく出来る範囲で行います。

このストレッチを毎日行うことで、腰回りの筋力を鍛えることができます。
ですので、ぎっくり腰の再発を防ぐことができます。

他には、毎日の適度な腰痛体操や、入浴などで腰の筋肉をやわらかくすることも再発予防につながります。

また、他にはこんな対策も挙げられます。

・(椅子などに)長時間座るならば、背もたれは起こし、深く腰かけて下さい。
・物を持つ時は前屈みで持たず、ひざを曲げて腰を起こして持ち上げます。
・作業中は腰痛ベルトをしていても、休憩時・帰宅時は外すようにしましょう。
・柔らかいソファに座る、あぐらをかく、腰の沈むマットレスの上で寝ると腰に負担がかかるので、ソファより椅子、
あぐらより正座、硬めのマットレスにします。
・腰に疲れを感じる時は、ひざの裏に枕を入れて軽く曲げた状態で寝ましょう。
・こまめに伸びをしましょう。
・太り過ぎには注意しましょう。
・筋肉トレーニングをするには、腹筋:背筋=3:1になるようにトレーニングしましょう。
・冷え性も代謝不良による腰痛を起こすので、体を冷やさないようにしましょう。