ぎっくり腰の予防について

ぎっくり腰は、人類が二足歩行をすることによって生じたもので、人類にとっていわば宿命の病気です。ここでは、その予防について考えてみます。

無理な姿勢を取らないようにしましょう

ぎっくり腰を起こす一番の原因はこれです。無理な姿勢を取ることで、腰に負担をかけてしまうのです。無理な姿勢とは、すなわち腰に負担をかける姿勢ですね。
人間は、腰を前かがみにしただけで、腰椎にかかる負担は直立状態と比べて1.5倍から2倍になると言われますから、腰を曲げた状態で負荷をかけると、その負荷はさらに数倍になります。
では、どういう姿勢が腰に負荷をかける姿勢でしょうか。

負荷をかける姿勢の具体例は、これです

  • 前かがみになって地面や床にある重い物を持ち上げる
  • 重い物を持ったまま、中腰の姿勢を取る
  • 遠くの物を取ろうとして手を伸ばす

腰痛持ちの方、あるいはそうでない方も、突然の腰痛にならないために、これらの姿勢を取らないように気をつけましょう。向かいの席にある電話が鳴ったのを取ろうとして、ぎくっとなった例もあります。
キーワード:中腰、前かがみ、重い物は危険度100%

ずっと同じ姿勢を取らないようにしましょう

座ったまま、あるいは立ったままの姿勢が多い人は、腰を支える筋肉の血流が滞りやすいもの。
できれば1時間ごとに少し歩いたり、軽いストレッチや体操で腰を動かしたりと、腰の筋肉に刺激を入れるようにしましょう。

また、一度ぎっくり腰を経験された方なら、自分がどういう場面でぎっくりとなるか、おおよそ分かっていますよね。

私の場合は、一度「脊椎すべり症」と医師に診断されたこともあり、腰椎の一部がずれやすくなっているような気がしています。
最後にやったのは10年以上前ですが、スコップに土をたくさん乗せ、持ち上げようとしたときでした。その瞬間、自分にしか聞こえない「グキッ」という音がして、脊椎がずれる感覚がありました。
その後はもう、歩くのがやっとでした。

こんなふうに、経験者は気をつけていれば、予防はできると思います。
未経験の方も、これらを参考にしてみて下さい。