ハリ治療のメリット

ぎっくり腰を起こした時に「ハリ治療がいいよ」と聞いた人や、実際にやってみた人も多いと思います。
動くことすら出来なかった人が、治療後は痛みもなくなり、普通に歩いて帰ることが出来ます。

ぎっくり腰に対するハリ治療は、特殊な例を除き、一般的には1回目の治療で痛みはほぼなくなります。
治療後に多少重い感じの違和感は残りますが、ぎっくり腰を起こした直後に動いた時の激痛はなくなります。

治療は、ぎっくり腰になったら出来るだけ早く行うことが効果的です。
ぎっくり腰になったら1~2日以内が最も効果的です。

治療を受けるまでにあまり時間が経ってしまうと、余計に治療に時間がかかってしまう可能性が大きくなります。
激しい痛みと筋肉のこわばりで、いわゆる筋肉痛の症状も発生し、また、痛みの症状も全身に広がってしまいます。
ですので、出来るだけ早い時期のハリ治療をお勧めします。

東洋医学では、痛みの原因を「経絡を流れる気血の滞り、あるいは不足」として捉えています。
現代医学的に表現するならば、筋肉中に静脈を流れる血行の不良、つまりうっ血、ということになるでしょう。

痛みを取るためには、症状にみられる「腰周辺の筋肉が硬直し、強い緊張状態」を緩和することが重要なポイントに
なります。

ハリ治療のポイントとしては、まず、腰周辺の硬直した筋肉を中心にハリを刺し入れていきます。
また、痛みは、腰の左右どちらかに強く現れます。
その強く現れた一方に「痛みの根っこ」ともいうべき硬結が、2~3ヶ所(もう少し多い場合も)あります。
この治療では、そのポイントを探り当てて適切な深さにハリを刺し入れることが重要になります。

もう一つのポイントとしては、腰周辺のこわばった筋肉をゆるめるには、腰やお尻の筋肉にハリを刺入するだけでは
有効ではありません。
脚の筋肉もかなりの緊張状態におかれていますので、ここもポイントをきっちり探り当てて、脚にもハリを刺入すると、
痛みを十分に取ることができます。

また、神経反射と思われる、お腹の痛みを訴える場合は、お腹にもハリを刺入すると良いでしょう。
そうするとすぐに痛みは止まります。