ぎっくり腰に効くツボをご紹介

一般に言う「ツボ」とは、中医学、漢方医学における経穴 (けいけつ)のことで、体表にある特定の部位に対し、指圧、鍼、灸で刺激を与えることによって、体調の調整や諸症状の緩和を図ろうとするものです。
ここでは、ぎっくり腰に効くツボをご紹介します。

背中のツボ

まず、「腎兪」というツボが効果的です。
このツボは、両手をへその高さにして、親指を腰椎側つまり背中の中心になるように腰に手を当て、ちょうど親指が当たる箇所になります。ちょうど背骨の両脇です。
まずはこのツボを、痛みがなくなるまで両手の親指で押したり、この部分に温湿布やカイロを当てたりして、温めるのが効果的と言えます。

脚のツボ

脚にも腰痛に効くツボがあります。「委中」と呼ばれ、膝の皿のちょうど後ろ側にあります。
ここは、皿の裏側の真ん中を、親指でマッサージするように押してみましょう。

手のツボ

これは「腰腿点」と呼ばれるツボで、1箇所は小指と薬指の間から手の甲を手首に向かってなぞり、骨が盛り上がる部分と、もう1箇所は人差し指と中指の間を手首に向かってなぞり、やはり骨が盛り上がる部分です。左右とも、指でゆっくりと指圧します。

ぎっくり腰のリハビリと再発防止のためには、これらのツボを指圧したり温めたりすることで、腰のケアにもなりますし、自分で意識付けをすることができます。

予防として

ぎっくり腰を何度か経験された方は、普段よりも強い腰の痛みを感じたり、今日は危ないという予兆を感じることがあります。そんなときは、すぐに使い捨てカイロを、腎兪に貼り、温めるのをお勧めします。

これらの他のツボとしては、背中では志室、大腸愈などがあります。詳しくはインターネットや鍼灸の本にありますから、調べてみて下さい。

さて、これらツボは、東洋医学の長年の経験から生み出された知恵です。西洋科学的な裏づけはありませんが、身体を自然の一部としてとらえ、気と血液の自然な流れによって病気やケガを治療しようとするものです。
ぎっくり腰治療の一助として、有効活用してみましょう。