ぎっくり腰とは

ぎっくり腰になると、突然腰に痛みが走り、ひどい場合には立ちあがれないほどの痛さになってしまいます。
ぎっくり腰の正式な名前は「急性腰痛症」と呼ばれています。

改めてぎっくり腰は何か?と言われますと、ぎっくり腰には正式な、共通の定義がいまだにありません。
広義の意味では、「急に生じた腰痛すべて」を指します。

腰には、椎間関節という関節があります。
この関節が捻挫を起こした状態というのが、狭義のぎっくり腰です。

背骨の一部を構成する腰椎に負担がかかって炎症を起こす、急性の腰痛です。
原因はさまざまですが、初老期以降では脊柱の変形性脊椎症、圧迫骨折、骨粗鬆症が考えられ、若年者では腰仙部捻挫、
椎間板ヘルニアなどがあります。

ぎっくり腰では、急に痛みが出てきて身動きが取れないほどの激痛になりますが、多くは数日から数週間で良くなって
いきます。

ぎっくり腰の痛みの特徴は、体を動かした時に起こる、ということです。
寝てじっとしていれば痛みはほとんどありませんが、寝返りを打ったり起き上がろうとするだけでも鋭い痛みが出てきます。

ぎっくり腰は、世代を問わず起こります。
若いからといって、自分はぎっくり腰になるわけがない、とは思わない方が良いでしょう。

かつてのようつのイメージにおいては、高齢者や重い荷物を持つ職業の人の持病などと言われていましたが、
現代においては、継続的な姿勢の歪みとして、若年層であってもぎっくり腰が増えています。

要因としてはさまざまなものが考えられますが、代表的なものには、身体強度の弱体化や筋肉への負荷の増加、不自然な
姿勢などが考えられています。

一般的には、ぎっくり腰というと「突然の痛み」という感覚となりますが、日頃の疲労や筋力低下の積み重ねの結果、
痛みが急激に起きると言う方が適切だと思います。
姿勢により、骨盤や背骨が歪んで固定化し、腰にかかる負担がアンバランスとなることが要因となります。

これらに耐えられなくなった腰の痛みがぎっくり腰ということになります。